こんにちは、かげママです。
娘、胃腸風邪になってしまいました。
タイミング的にいろいろと判断が難しく、よい経験になったので、ご報告させてください。お察しの通り、嘔吐の話が出てきますので、お食事中の方は閲覧をお控えください。
日曜の夜に
日中はいつも通り過ごし、夕食も通常量を完食し、その時に若干変な咳をしていましたが、そこまで心配することなく、入浴し、いつも通り20時に就寝しました。
かげママと夫は娘の就寝後、それぞれ自由に過ごしていました。かげママが、リビングの隅に置いたベビーベッドで寝ている娘の横を通りがかったちょうどその時、小さく「うっ」という声が聞こえた気がしたため、娘の方を確認しました。ちょうど目が開いた瞬間で、部屋を薄暗くしていたので、すぐには分からず、はじめは「あ、起きちゃったかな」くらいに思ったのですが、口に白いものが見えたので、異変を感じて急いで近づくと、嘔吐していました。これが1回目です。
1回目で夕食を8割くらい吐き出しました。以前にも夜間に吐いてしまったことはあり、その時は2回くらいで治まりましたし、吐いた後の娘も、ものすごく機嫌が悪いということも無かったため、「汚れちゃったもの洗濯しなきゃ」くらいにしか考えていませんでした。
娘を新しいパジャマに着替えさせ、夫に娘を見てもらっている間に、ベッドに敷いていたタオル（汗対策のための）などの汚れ物を洗っていると、「あー、また吐いちゃった」という夫の声が聞こえてきました。そこからはこれの繰り返しで、結局21:00頃から22:30頃までの間に6回嘔吐しました。6回目にはもう吐くものが無くなってきて、胃液のような黄色い痰混じりになってきて、本人も苦しそうだったため、救急外来を検討し始めました。
ここまでで反省すべき点は、1回目吐いた時点で「吐いたから水分摂らせないと」と思って吐いた直後に水分を与えてしまったことです。調べてみると、吐いた直後に無理に水分を与えない、と書いてあり、夫と2人で「娘、ごめん、、」と謝りました。
救急外来
救急外来の検討を始めて、まずは#8000（こども医療電話相談）に電話をかけました。しかし、自動音声で回線混雑と時間を空けてのかけ直しを告げられ、思わず「役立たず！」とつぶやいてしまいました。（関係者の方、ごめんなさい）
諦めて、最寄りの救急外来のある総合病院に直接電話してみましたが、そちらもまた同様に繋がりませんでした。どうしよう、と思いながら、もう一度総合病院にかけてみると、2回目で繋がってくれました。
娘の状況を伝えると、その総合病院は初診だったため、7,700円かかることを告げられました。普段、病院代も薬代も無料のため、その金額に少しびっくりしてしまったのは否めません。ちょうどそのタイミングで吐き気が治まってきた娘がうとうとしだしたため、「このまま寝てくれるなら、明日の朝、かかりつけの小児科に連れていくのでもいいかもしれない」と夫と相談し、一旦、その電話口では受診を見送ることにしました。
娘が眠ったため、洗濯などいろいろと片づけをして、30分程度経ったところで少しだけ水分補給をしてあげることにしました。ですが、夫が娘を起き上がらせて抱きかかえた途端、また嘔吐してしまったため、「やっぱり病院行こう」ということになり、再び病院へ連絡して、結局、救急外来を受診することにしました。
病院に着いてから
病院へ向かうため、娘をチャイルドシートに座らせたタイミングで、再び嘔吐しました。7回目くらいから、吐き出すのは液体のみで、量もそれほど多くなかったため、タオルと口拭きシートで対応して、チャイルドシートは死守することができました。
23:10頃に到着して受付をすると、「今ちょうど救急車も立て込んでいるから、もしかすると待ち時間が長くなってしまうかもしれません」と言われました。
そこから待合い室で待っている間に娘は9回目の嘔吐があり、看護師さんのトリアージに呼ばれたのが23:40分頃、医師の診察に呼ばれたのが0:30頃でした。
娘は発熱や、腹痛などの様子も無いため、腸重積などではなく、胃腸風邪だろう、との診察でした。目立った脱水症状も無いとのことで、様子を見ながら少しずつ水分補給をしていってください、とのことでした。
会計を済ませ、帰るためにチャイルドシートに乗せると、また少し吐いてしまいました。娘を安全に運ぶために、本人にとって楽じゃない姿勢を取らせる、という、なんとも心苦しい状況でした。
救急外来を受診して
結局、帰宅したのは自宅を出発してから約2時間半後の1:30頃で、娘は帰宅後は吐くことなく、朝まで寝ることができました。トータルで11回の嘔吐、小さい体でよく頑張ったと思います。
かげママも夫も、救急外来の受診は今回が初めてでした。結果だけみると、受診せずに自宅で様子見してもよかったかな、と思いますが、「脱水症状は無い、胃腸風邪だろう」という医師の判断を聞けたのは安心に繋がりました。お金も時間もかかってしまいましたが、自己判断で受診せずに大事になって後悔するよりはよかったと思っています。
脱水症状があるかどうかの判断方法は、後から調べてみるとネット等に書いてあったので、それを知っていたら、調べていたら、あまり焦らずに様子見できたかもしれない、というのは反省点です。
こどもの緊急時はいろいろと冷静に対応する必要があるにも関わらず、いざ直面すると焦ってしまうことが多いと思います。今回の経験はいい勉強になったため、今後、同じような状況にはなってほしくありませんが、もしなってしまった時は冷静に正しく対処したいものです。
